こんにちは!
Lithonホームロースターで焙煎していたのですが、どうしても焙煎の細かい設定を自分で調整してオリジナルの焙煎をしたくなり、Behmore 1600 AB plus 直火式焙煎機を購入しました!焙煎量も100g~400gとホームロースターよりも一度にたくさんの豆を焙煎できます。
今回は、届いてから一回目の焙煎を終えるまでを解説したいと思います。
目次
- 開封の儀
- まずはマニュアルを確認!
- システムチェック
- 余熱→電源OFF
- 焙煎開始!
- セーフティチェック(在席確認)
- 焙煎終了
- 後片付け
- まとめ
まずは開けてみましょう。
Behmore社は、アメリカの会社ですが日本での販売をroast-hutという会社が担っているようです。おかげで日本語の説明書が付いてきます。この機種は複雑な焙煎ができる代わりに操作がちょっとややこしいので、マニュアルをしっかり読んだほうがよさそうです。
まず設置場所ですが、延長コードが使えない(電圧が下がってプログラムがうまく動かない)ようなので、気を付けなくてはいけません。ただ、購入者のレビューを見ていると使っている人もいるようです。
サイズが大きめなのでホームロースターと比べると運ぶのが大変です。片手でひょいっと持ち運べたホームロースターがいかにありがたいかがわかります。
また、ホームロースターと同じく外での焙煎は禁止されています。これもレビューを見ているとやっている人もいるようです。
今回は、換気扇の下に設置してみました。ではマニュアルに従って焙煎してみます。
まずは内部を濡れた付近で拭きます。
次にシステムチェックです。各ボタンを押して、異常がないか確認します。
Roast weightボタン・・・焙煎する豆の重さを決めるボタン。100.200,400の三つから選択します。
programボタン・・・
A:排気チャネル温度表示
B:庫内壁面温度表示
C:1ハゼ開始後押すと2ハゼ目の予想時間を表示
D:モーター速度2段階調節
time incrementボタン・・・現在進行している焙煎プロセスの時間を、長くしたり短くしたりすることができます。
Profileボタン・・・P1~P5まで、それぞれに焙煎プロファイルが設定されており、その中から選んで焙煎できます。
※焙煎プロファイルというのは、焙煎開始から終了までの、時間や温度や排気などのプロセスの構成のことです。
coolボタン・・・冷却を開始するボタン
わくわくしますね!むしろちょっと複雑そうで眠くなってきそうですか笑
まずは、P1ボタンを押して、startで空焼きをします。
これは、本体の中のごみなどを焼いて洗浄するためだそうです。これで焙煎前の準備はできました。
では、いよいよ焙煎してみましょう。まずはハンドピックした生豆を100g用意します。
生豆をドラムに入れます。
次に余熱を行います。P1を押してStartボタンを押します。1分くらいでoffボタンを押して止めます。これで余熱完了です。
余熱が終わったらドラムを本体にセットします。
次にチャフトレーをセットします。
ここで、焙煎モードを選択していきます。今回は説明書通り、100g、P1を選択します。
Startボタンで焙煎開始!ドラムの中についているハネのおかげで、豆が撹拌されて均等に熱が通るようになっています。
あとは完了まで待てばいいだけ~、と思いきや、1ハゼの手前くらいで在席確認が行われます。これは、無人で焙煎しないようにするための安全機構で、30秒のカウントダウンの間にStartボタンを押さないと焙煎が止まってしまいます。
私はよくわかっておらず、ここで焙煎が止まってしまいました…。1ハゼにも到達しておらず(ライトロースト?)、酸っぱいだけの珈琲になりました。お気をつけください。(記事の最後に豆の画像を載せています。)
ちゃんと在席確認をクリアすると、8分30秒で焙煎が完了し、そのまま5分間の冷却モードに入ります。
冷却が終わってもまだ機体が熱くなっているので、軍手をして取り出す方がいいです。
ドアを開いてチャフトレーを取るとき、隙間からチャフが多少下に落ちるので、掃除をしやすい場所で焙煎を行うといいと思います。
ドラムを取り出し、豆を保存容器に移します。
機体の中にもチャフが落ちているので、ハケで軽く掃除します。
このチャフを処理する作業は、5分程度かかります。ドラム、チャフトレー、機体と3か所の掃除をしないといけないからです。
Lithonホームロースターなら1分程度で済むので、圧倒的にホームロースターのほうが楽です。ありがたみを再確認できました。
在席確認さえクリアできれば、簡単に焙煎を行うことができると思います。
下の画像の焙煎豆は、上から順に在席確認を失敗して焙煎が終了してしまった豆、成功した豆、Lithonホームロースターのmediモードで焙煎した豆です。
ちょっとわかりにくくて申し訳ないのですが、100gでP1モードの場合はミディアムローストくらいの焙煎深度になりました。Lithonホームロースターのmediと比較して、焙煎深度は目で見てわかる浅さです。
使ってみた印象として、かなり焙煎の自由度が高い機体だと思いました。
Lithonホームロースターではできなかった、焙煎深度の煎り分けができそうです。庫内温度の確認や火力調節ができるので、慣れればかなりこだわった焙煎ができそうです。
P1~P5まで、5つのオート焙煎モードもあるので、煎り分けも簡単そうです。もうしばらく使ってみて、オート焙煎やマニュアル焙煎についての使い勝手もレビューしていこうと思います。
ただ、後片付けに関してはLithonホームロースターが圧倒的に楽です。
チャフが庫内に結構たまるので、付属のハケで掃除するのですが、下のようなハンドクリーナーがあると素早く片付けができるのでおすすめです。私が使っているもののリンクを載せておきます。
いかがでしたか。
少しでも自宅焙煎に興味を持っていただけたら嬉しいです。
それでは、よい自宅焙煎ライフをお過ごしください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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