こんにちは!大阪在住、コーヒーの探求と万博の攻略に情熱を燃やすパパ、悠です。
いよいよ開幕した大阪・関西万博!家族や友人と「さあ、楽しむぞ!」と意気込んでみたものの、人気パビリオンの長い長い待ち時間…。「この時間、どうしよう?」「ただ待ってるだけだと、子どもも飽きちゃうし…」なんて、頭を悩ませていませんか?せっかく来たのに、待ち時間で疲れちゃうのは本当にもったいないですよね。
でも、安心してください!実はその待ち時間こそ、万博を何倍も、いえ、何十倍も楽しむための絶好のチャンスなんです。
この記事では、各国のパビリオンがどんな想いで作られているのか、その「隠されたストーリー」や「見どころの裏話」をまとめました。これを読めば、ただ建物を眺めているだけでは絶対に気づけない、各国の熱いメッセージや戦略が手に取るようにわかります。そして、目の前のパビリオンが、ただの箱ではなく、一つの壮大な物語に見えてくるはずです。お子様との会話のネタにもどうぞ!
この記事を読めば、あなたはもう単なる来場者ではありません。各国の想いを読み解く「万博マスター」です。さあ、この攻略ガイドを片手に、退屈な待ち時間を、知的好奇心あふれる至福のひと時に変えてみませんか?
万博を120%楽しむ!攻略パパの必須持ち物リスト【当日対策編】
さて、各国の壮大な物語を巡る旅に出る前に、まずは万博当日を快適に乗り切るための「準備」を万端に整えましょう。僕が実際に使ってみて「これは絶対に必要だ!」と感じたアイテムを厳選してご紹介しますね。
【その1】大容量モバイルバッテリー
この攻略ガイドをスマホで見たり、写真を撮ったり、公式アプリを使ったり…万博会場では本当にバッテリーの消費が激しいんです!僕も家族全員分をまかなえるように、20000mAhクラスの大容量バッテリーを持っていきましたが、これが大正解でした。途中で充電が切れる不安がないだけで、心に大きな余裕が生まれますよ。

【その2】軽量折りたたみ椅子
90分、120分待ちが当たり前の人気パビリオン。地べたに座るのはしんどいし、特に子どもはすぐに「疲れたー」って言いますよね…。そんな時のために、リュックに忍ばせておきたいのが、この超軽量の折りたたみ椅子。あるとないとでは、体力の消耗が全然違います。これぞ「いのちを救う」神アイテムです(笑)。

【その3】高機能ハンディファン(携帯扇風機)
特に夏場の万博は、まさに暑さとの戦いです。熱中症対策は万全にして臨みたいですよね。最近のハンディファンは、首からかけられたり、冷却プレートが付いていたりと驚くほど高機能。日傘とセットで持っていけば、屋外での待ち時間もかなり快適に過ごせます。

準備はOKですか?それでは、いよいよ世界のパビリオンを巡る旅に出発しましょう!
【完全版】これを知ればもっと楽しい!万博パビリオン見どころ早わかりガイド 📖
それでは早速、各パビリオンの「知ればもっと楽しくなる」情報を見ていきましょう!国・地域名をあいうえお順に並べていますので、お目当てのパビリオンを探してみてくださいね。
国・地域名 | パビリオンの愛称・テーマ | 見どころはココ!👀 (デザインと展示) | 実はこんな意味が!🤫 (コンセプトの秘密) | 予習キーワード3選 |
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🇮🇪 アイルランド | 創造性は人と人をつなぐ | 古代ケルト模様「トリスケル」をかたどった、アイルランド産木材の建物。ハープに触れたり、アイリッシュダンスに飛び入り参加したりと、体験型の展示が満載です。 | 日本との共通遺産である作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を前面に押し出すことで、両国の特別な関係性を強調。文化の力で心をつなぐ、高度なソフトパワー外交です。 | #創造性 #トリスケル #小泉八雲 |
🇦🇿 アゼルバイジャン | 七つの美 (The Seven Beauties) | 7つのアーチをくぐりながら、古代の叙事詩の世界を旅するような体験。回転する美しい女性像のインスタレーションが入口。 | パビリオン体験全体が、アゼルバイジャンが誇る世界遺産「絨毯織り」をメタファーにしている。来場者は「知恵の糸」を集めて、文化というタペストリーを織り上げる参加者になります。 | #七つの美 #絨毯織り #物語 |
🇺🇸 アメリカ合衆国 | 共に創出できることを想像しよう | 巨大なキューブが浮かぶ、ミニマルでモニュメンタルな建築。宇宙、旅、イノベーションなど、アメリカの物語を4つのテーマで体験できます。多様な地域の食文化も魅力です。 | 「共に創出しよう」という協調的なテーマで、新たなリーダーシップ像を提示。建築の威圧的に見えるリスクと、歓迎的なメッセージとの間に生まれる緊張感を、展示体験でどう埋めるかに注目です。 | #共に創出する #イノベーション #パートナーシップ |
🇦🇪 アラブ首長国連邦(UAE) | 大地から天空へ | ナツメヤシの森をイメージしたガラス張りの建物。中では宇宙開発や最先端医療など、国の未来像が描かれます。1970年の大阪万博にも参加した歴史を持ちます。 | 「大地(伝統)」から「天空(宇宙開発)」へという国の発展物語を表現。ナツメヤシ農業の廃棄物を建材に使うことで、「産油国もサステナブルになれる」という概念を具体的に証明しています。 | #大地から天空へ #ナツメヤシ #サステナビリティ |
🇩🇿 アルジェリア | はじまりの国、アルジェリア | 240万年前の石器が展示され、「人類のゆりかご」としての歴史の深さを体感。サハラ砂漠の未来的なエココミュニティや砂漠の緑化計画も紹介されます。 | 国土の8割を占めるサハラ砂漠を、「過去の遺産の宝庫」と「未来のグリーンエネルギーの源泉」という二重の価値を持つ資産として再定義。未来への投資計画書とも言えます。 | #人類のゆりかご #サハラ #グリーンエネルギー |
🇦🇴 アンゴラ | 健康のための教育 | 専用シアターで、マラリアから救われ医療従事者となった女性の実話『チッソラの夢』を上映。伝統的な太鼓や歌、踊りのパフォーマンスも活気に満ちています。 | 抽象的なテーマではなく、内戦後の復興という国の現実的な課題に正面から向き合う「物語的リアリズム」。一個人の実話を通じて、国のレジリエンス(回復力)と未来への希望を訴えています。 | #健康のための教育 #復興 #レジリエンス |
🇬🇧 イギリス | ともに未来をつくろう | まるで積み木でできているかのような建物と、可愛いデジタルマスコット「PIX」。AIやプロジェクションマッピングを駆使した没入型展示が楽しめます。 | 小さなアイデア(積み木)を組み合わせ、世界中の人々と協力して大きなイノベーションを起こそう、という未来への招待状。EU離脱後の「開かれた英国」をアピールしています。 | #コラボレーション #積み木 #イノベーション |
🇮🇹 イタリア | 芸術は生命を再生する | ルネサンスの「理想の都市」を木造で再現した美しい空間。バチカンの至宝、カラヴァッジョの名画も見逃せない! | 「芸術」とは「最高の技術や職人技」のこと。イタリアが誇るものづくりの力で、持続可能な未来を創るという力強いメッセージが込められています。 | #ルネサンス #職人技 #サステナブル |
🇮🇩 インドネシア | 調和の中で繁栄する | まるで航海に出る船のようなダイナミックな建物!館内には本物の熱帯植物や滝があり、ジャングルを探検している気分に。未来の新首都「ヌサンタラ」の巨大模型は必見です。 | パビリオン全体が、新首都建設という国家プロジェクトへの壮大な「投資説明会」。世界のビジネスリーダーに向けて、自然や文化と調和した安全な開発だとアピールしています。 | #船 #ヌサンタラ #投資誘致 |
🇺🇿 ウズベキスタン | 知の庭 (Garden of Knowledge) | ドイツのデザイン賞を受賞した、世界的設計事務所による美しい建築。日本の杉や淡路島の土など、開催国の素材が使われている点に注目。 | 古代シルクロードの学問の中心地だった歴史を、現代の「知識経済ハブ」を目指す国家戦略に接続。日本の素材を敬意をもって使う、高度な文化外交の表れでもあります。 | #知の庭 #シルクロード #日本産素材 |
🇪🇬 エジプト | 未来に力を与える遺産 | 古代文明の圧倒的なスケールと、新行政首都などの現代の巨大プロジェクトを並べて展示。その壮大さに、きっと誰もが驚かされます。 | 「ピラミッドを造った我々の国だからこそ、これからの巨大プロジェクトも信頼できる」という強力なメッセージ。歴史的ブランドを、未来への投資を呼び込むための「担保」にしています。 | #遺産 #メガプロジェクト #連続性 |
🇦🇺 オーストラリア | Chasing the Sun (太陽を追いかけて) | オーストラリアを象徴するユーカリの花をかたどった、温かみのあるデザイン。五感で自然を体験できる没入型の展示は必見。東京五輪の資材を再利用しています! | 先住民の6万5千年にわたる知恵こそ、未来へのイノベーションの源泉だというメッセージ。国の複雑な歴史と向き合い、「和解」によって未来を築くという強い決意表明です。 | #ユーカリ #先住民の叡智 #和解 |
🇦🇹 オーストリア | 未来を作曲 | 巨大な木製の螺旋が、ベートーヴェンの「歓喜の歌」の楽譜になっているユニークなデザイン。自動演奏ピアノとオーケストラが同期するハイテクな音楽体験も楽しめます。 | 「音楽の都」という有名なブランドを、現代的にアップデート。音楽を、協調的イノベーションのための「ハイテクでインタラクティブなメタファー」として用い、「未来の作曲家」としての国の姿を提示しています。 | #未来を作曲 #音楽 #螺旋 |
🇴🇲 オマーン | 地球、水、人間性 | 天井を水が流れるガラス張りのデザイン。古代の灌漑システム「ファラジュ」を表現しており、涼やかでオアシスのよう。ミストの演出や伝統のコーヒーも楽しめます。 | 「石油と砂漠の国」というイメージを覆し、古代から続く水の叡智と持続可能性を持つ国だとアピール。ユネスコ世界遺産の「ファラジュ」を建築の核に据え、国家の再ブランディングを図っています。 | #ファラジュ #オアシス #水の叡智 |
🇳🇱 オランダ | 新たな幕開け | 水の波紋をイメージした壁と、中央に輝く巨大な「人工の太陽」が目印。キッズアンバサダーとして、あのミッフィーも活躍します! | 国土の多くが海面下のオランダ。水を「克服する敵」から「クリーンエネルギー源」という希望のパートナーへ、という未来志向のビジョンを表現しています。 | #水 #クリーンエネルギー #希望 |
🇪🇺 欧州連合 (EU) | 未来を育む | 「持続可能で、美しく、みんなで共に」を掲げる「新欧州バウハウス」という考えを建築で表現。日本のデザイナー森永邦彦氏が監修したユニフォームにも注目。 | 国ではないEUは、未来への政策ビジョンそのものをブランドとして提示。EUが考える社会モデルこそが未来の基準だ、と世界にアピールする高度なソフトパワー戦略です。 | #新欧州バウハウス #規範的パワー #パートナーシップ |
🇶🇦 カタール | 海岸線からの発展 | 日本の建築家・隈研吾氏が設計。伝統的な木造船「ダウ船」が水盤に浮かぶ、涼やかで美しいデザイン。真珠採りの歴史などを学べます。 | 「砂漠と天然ガスの国」というイメージを「豊かな歴史を持つ海洋国家」へと転換する戦略。日本の伝統工芸で国の象徴を造ることで、経済を超えた文化的な絆をアピールしています。 | #ダウ船 #隈研吾 #海洋国家 |
🇨🇦 カナダ | 再生 (Regeneration) | 春に川の氷が割れる「アイスジャム」をイメージしたクールな外観。タブレットをかざすと隠された3Dコンテンツが現れるAR(拡張現実)体験が展示のメインです。 | 「再生」というテーマには、過去の歴史と向き合い、先住民との「和解」を通じてより良い未来を築く、という国の強い意志が込められています。困難な歴史を未来への希望へと転換するメッセージです。 | #再生 #アイスジャム #AR |
🇰🇭 カンボジア | 繁栄によっていのちを救う | 壮大なアンコール・ワットの100分の1スケール模型が圧巻。その足元には、世界一と評されたジャスミンライスが実る本物の水田が広がります。 | 内戦の悲劇的なイメージを乗り越え、「偉大な文化を持つ強靭な国」として国家イメージを再構築する戦略。アンコール遺跡を、未来の経済発展のエンジンとして位置づけています。 | #アンコール #強靭性 #リブランディング |
🇰🇼 クウェート | 先見の明かり | おもてなしを象徴する大きな翼のような外観。AIが来場者の願いを流れ星にするドーム型プロジェクションがクライマックスです。 | パビリオン全体が、石油依存から脱却し、金融・文化のハブを目指す国家戦略「Vision 2035」の巨大広告。未来へ国を導く「灯台」としての役割を世界にアピールしています。 | #Vision 2035 #灯台 #脱石油 |
🇨🇴 コロンビア | 美の国 | ノーベル賞作家マルケスの小説『百年の孤独』に出てくる「氷の塊」をイメージした幻想的な建物。象徴的な「黄色い蝶」に導かれ、五感でコロンビアの自然を旅します。 | かつてのネガティブなイメージを、世界的に評価の高い「マジックリアリズム」の魅力で上書きする国家ブランディング戦略。「美の国」という新しい物語を世界に発信しています。 | #美の国 #百年の孤独 #マジックリアリズム |
🇸🇦 サウジアラビア | より良い未来のために共に | 未来的なビルではなく、伝統的な村を散策するような体験ができるユニークなデザイン。未来都市「NEOM」の紹介も。 | 石油の国のイメージを変え、文化豊かで親しみやすい国だとアピール。実は2030年の自国万博への、壮大な「予告編」でもあります。 | #伝統と未来 #ビジョン2030 #没入体験 |
🇨🇭 スイス | ハイジと共に、テクノロジーの頂へ | シャボン玉のような5つの軽い球体が連なった、遊び心のある建物。日本でおなじみの「ハイジ」が、最先端のAIやロボット工学の世界へと案内してくれます。 | 日本人が抱く「ハイジ」の親しみやすいイメージを入口に、実は世界トップクラスの「ハイテク国家」であるという、あまり知られていない顔を紹介する、非常にクレバーなマーケティング戦略です。 | #ハイジ #ハイテク #ステレオタイプ活用 |
🇪🇸 スペイン | 黒潮、二つの国をつなぐ一つの海 | オレンジ色の太陽(入口)をくぐり、青い海(館内)に潜っていくような詩的なデザイン。本格フラメンコやシーフードも楽しめる。 | 日本とスペインを繋いだ海流「黒潮」がテーマ。かつて先祖が海流を利用したように、今度は風力や海洋資源といった自然の力を利用して未来を築こう、というメッセージ。 | #黒潮 #太陽と海 #ブルーエコノミー |
🇷🇸 セルビア | (人道のための遊び) | 壁面が本物の植物で覆われた「浮遊する森」という名の美しいパビリオン。首都ベオグラードに実在する、都市と自然が共存する島から着想を得ています。 | このパビリオンは、2027年に自国で開催するベオグラード万博の壮大な「予告編」。大阪万博の来場者にいち早く魅力を伝え、期待感を高めるという非常に賢い戦略です。 | #浮遊する森 #ベオグラード万博2027 #戦略的プレビュー |
🇸🇳 セネガル | 人々を結ぶ交差点 | 誰でも自由に入れる休憩スペースがあり、おもてなし(テランガ)の心を感じる空間。アフリカ初の五輪イベント「ダカール2026ユースオリンピック」を大々的にPR! | 西アフリカの政治・経済の「ハブ」としての地位をアピール。安定して開かれた「躍進するアフリカへの玄関口」として、世界に売り込んでいます。 | #交差点 #テランガ #アフリカの玄関口 |
🇹🇭 タイ | ヴィマン・タイ (大きな幸福のため、いのちをつなぐ) | 伝統的な寺院のような屋根が、巨大な鏡に映ることで完成する独創的なデザイン。本格的なタイマッサージも体験できる。 | 「ヴィマン」は天上の宮殿という意味。実はこのパビリオン、保健省が主導しており、国をあげて推進する「医療・ウェルネス観光」の巨大なショールームになっています。 | #ヴィマン・タイ #ウェルネス #医療ハブ |
🇰🇷 大韓民国 | こころに寄り添う (With Hearts) | 四季や文化遺産を映し出す巨大なスクリーン壁(メディアファサード)は圧巻!来場者の声をAIが音楽と光に変える、感動的な参加型展示も。 | 世界を席巻したKカルチャーの成功方程式(ハイテク+感動+つながり)を応用。AIなどの先端技術も、韓国文化の温かい「情」の心で包み込み、人間中心の未来を提示します。 | #情(Jeong) #AI #Kカルチャー |
🇨🇿 チェコ | 生命力を彫刻する | 木材と美しいガラスで作られたダイナミックな螺旋構造の建物。アール・ヌーヴォーの巨匠ミュシャの作品も見られます。 | このデザインは、実は1970年の大阪万博のチェコ館へのオマージュ。困難な時代を超え、創造の精神が今も螺旋を描いて上昇している、という強靭さを物語る、感動的な建築的タイムトラベルです。 | #螺旋 #ガラス #1970年万博へのオマージュ |
🇨🇳 中国 | 自然と共に生きるコミュニティ | 古代中国の書物「竹簡」をモチーフにした、海外パビリオン最大級の荘厳な建物。壁に刻まれた古代文字にも注目。月の土やヒューマノイドロボットの展示も。 | 「竹簡」は中国の長く深い知恵の象徴。古い知恵と最新技術を融合させ、自然と共存する未来を示す。 | #竹簡 #伝統と革新 #天人合一 |
🇹🇳 チュニジア | チュニジアの響き | 国花ジャスミンと、壁を埋め尽くす息をのむほど美しいモザイクアートがテーマ。陶芸や書道など、職人による実演を間近で見ることができます。 | 様々な文化が交差してきた「地中海の十字路」としての歴史をアピール。多様なピースが集まって美をなすモザイクのように、多様性こそが国の強みであるというメッセージです。 | #響き #モザイク #文明の十字路 |
🇩🇪 ドイツ | わ!ドイツ (Wa! Germany) | 7つの円形木造建築が連なるユニークな形。館内では、ごみゼロを目指す「サーキュラーエコノミー」をゲーム感覚で楽しく学べます。 | 「わ!」には循環の「環」、調和の「和」、驚きの「わ!」の3つの意味が。建物自体もリサイクル素材でできており、ごみゼロ社会を体験できる。 | #サーキュラーエコノミー #わ! #体験型 |
🇹🇲 トルクメニスタン | より良い明日を触発する | 国内企業が設計・建設。巨大スクリーンでの没入型映像、新スマートシティ「アルカダグ」の紹介、本物のトルクメン絨毯など、国の魅力を網羅的に展示しています。 | 指導者の肖像が際立つなど、国家が理想とする姿を世界に発信するプロジェクション。特に、水管理の技術をアピールすることで、砂漠という不利な条件を克服する強靭な国家像を強調しています。 | #Arkadag #水管理 #国家ブランディング |
🇹🇷 トルコ | 文明の黄金時代 | 海の波を模した外観と、国旗の三日月と星が輝くエントランス。世界最古級の遺跡から未来まで、壮大な歴史を旅する。 | 帝国の過去を誇りとし、それを未来の礎とする「トルコ世紀」という国家ビジョンを世界に発信。日本の国旗(太陽)とトルコの国旗(月)を合わせて「一日」とする外交的メッセージも。 | #文明 #アナトリア #歴史と未来 |
🇭🇺 ハンガリー | 過去から未来への架け橋 | 森をイメージした木造の建物と、干し草の山のようなドームシアターが特徴。最大の見どころは、ドーム内でのハンガリー民謡の生歌パフォーマンス。多くの人が涙するほど感動的と評判。 | デジタル技術が溢れる万博で、あえて「生身の人間の声」を展示の核に。これは、本物の人間的な繋がりこそが未来に重要だと訴える、洗練されたカウンター戦略です。 | #民族音楽 #生歌 #コダーイ・メソッド |
🇧🇩 バングラデシュ | 伝統とイノベーションが調和する交響曲 | 温かみのある木造建築。伝説の布「モスリン」や美しい刺繍などの伝統工芸と、国の近代産業が同時に紹介されている。 | 「安い服の工場」という国のイメージを刷新するための戦略。「交響曲」のように、繊細な伝統工芸とハイテク産業が美しく調和する、多才な国だとアピールしている。 | #交響曲 #モスリン #イメージ刷新 |
🇱🇻🇱🇹 バルト諸国 | WE ARE ONE | 水の蒸気でメッセージが書ける緑のガラス壁「KIZUNAの壁」が幻想的。ハイテク競争とは一線を画す、瞑想的で心安らぐ空間が広がります。マスコットは「バラビちゃん」。 | 知名度向上のため2国が「バルト」ブランドで協力する現実的戦略。あえて穏やかな「スロー・テック」を提示し、自然と共生する独自の価値観で他のパビリオンとの差別化を図っています。 | #WE ARE ONE #KIZUNAの壁 #スロー・テック |
🇧🇭 バーレーン | 海をつなぐ | 伝統的な木造船「ダウ船」が、なんと日本の伝統的な「木組み」の技術で建設されています。設計はパリを拠点とする著名な建築家リナ・ゴットメ。 | 開催国への究極のリスペクトを示す「文化外交」の傑作。自国の象徴(ダウ船)と日本の象徴(木組み)を融合させることで、「共に美しいものを創る」という深いパートナーシップを表現しています。 | #ダウ船 #木組み #文化外交 |
🇵🇭 フィリピン | 自然、文化、共同体:共に織りなす | 巨大な手編みの籐の籠のような温かみのある外観。壁にはフィリピン全土から集められた200以上の手織物パネルが飾られ、壮観です。AIと伝統の祭りを融合した体験も。 | パビリオン自体が、国民的な共同制作プロジェクト。多様な地域が「共に織りなす」ことで一つの国になっているというテーマを、建物そのもので証明しています。 | #織りなす #共同体 #職人技 |
🇧🇷 ブラジル | 空飛ぶ川 | アマゾンの水蒸気が気候を調整する「空飛ぶ川」現象を、巨大な天蓋と金属カーテンで表現。屋上では、水の上を歩くような没入体験ができます。 | アマゾンを「世界の肺」という受動的なイメージから、生命の水を送り出す「心臓」へと再定義。「資源を取り出す場所」ではなく、「地球全体に貢献するシステム」としての価値を世界に訴える戦略です。 | #空飛ぶ川 #アマゾン #地球の生命線 |
🇫🇷 フランス | 愛の讃歌 | テーマは普遍的な「愛」。ルイ・ヴィトンやディオールなど、トップブランドが「愛」をテーマに芸術的な空間を創出。ジブリのタペストリーや本格的なビストロも。 | フランス最強の文化的資産(ラグジュアリー、美食、芸術)を、「愛」というコンセプトで統合する「コンセプチュアル・ブランディング」の傑作。フランス流の「生活の芸術」を世界に提示します。 | #愛の讃歌 #生活の芸術 #サヴォワールフェール |
🇧🇬 ブルガリア | 自然と共に進化し、いのちを救う | マスコットはヨーグルトでお馴染みの「ラクトちゃん」。伝統的な機織りを模した美しいファサード。360度の没入型映像で未来を体験できます。 | 日本で絶大な知名度を誇る「ヨーグルト」を信頼の架け橋に、実は欧州有数の「IT・AI大国」であるという新しい顔を売り込む、非常に巧みな国家リブランディング戦略。 | #ヨーグルト #ITハブ #戦略的リブランディング |
🇵🇪 ペルー | 無限の可能性 | 「シパン王」の黄金の秘宝(レプリカ)や、日本の大学も関わる「ナスカ」の地上絵など、超一級の歴史遺産を展示。そして、本格的なペルー料理やカクテルが毎日無料で提供されます! | 「無限の可能性」という抽象テーマを、「歴史のロマン」と「無料の美食」という具体的で強烈な体験に落とし込む戦略。特に「ガストロノミー外交」は、絶大な好感度を生むキラーコンテンツです。 | #無限の可能性 #美食 #古代文明 |
🇧🇪 ベルギー | 水 (と細胞) | 水の三態(固体・液体・気体)を表現した3階建ての建物。屋上の白い球体は1958年ブリュッセル万博へのオマージュ。本場のビールやワッフルも楽しめます。 | 「水の三態」は、国内の主要な3つの地域を象徴。対立ではなく調和して一つの国を形成しているという、洗練された政治的メッセージが込められています。 | #水 #多様性の中の統一 #ライフサイエンス |
🇵🇱 ポーランド | 未来を駆動する遺産 | 日本の著名な構造家も参加した、ダイナミックな螺旋状の木造建築。「創造の波」を表現しています。中心のホールでは英雄ショパンのピアノリサイタルが開催されます。 | パビリオン全体が、国民的英雄であるショパンへのオマージュ。彼の音楽に象徴される「創造性の遺伝子」が、現代のITやゲーム開発での成功に繋がっているという、力強い物語です。 | #創造性の遺伝子 #ショパン #木造建築 |
🇵🇹 ポルトガル | 海洋:青の対話 | こちらも隈研吾氏の設計。リサイクルされた漁網やロープを使い、海の波のような軽やかなデザインを実現。大航海時代の歴史から、現代の海洋保全までを学べます。 | かつて世界を探検した「大航海時代」の知識を、今度は「海を救う」ために応用するという物語。植民地大国のイメージを、環境保護の旗手へと巧みに転換しています。 | #青の対話 #隈研吾 #ブルーエコノミー |
🇩🇰🇫🇮🇮🇸🇳🇴🇸🇪 **北欧館** | ノルディック・サークル | 日本の杉を使った巨大な木造の納屋のような建物。再生紙や和紙で作られたキネティックな彫刻「信頼の輪」が中心で、静かで内省的な空間です。 | 特定の製品ではなく、「信頼」に基づく協力的な社会という「北欧モデル」そのものを輸出する戦略。5カ国が協力することで、より大きなインパクトを生み出しています。 | #信頼 #協力 #北欧モデル |
🇲🇾 マレーシア | 調和のとれた未来を編む | 日本の建築家・隈研吾氏が設計。マレーシアの伝統織物のように、日本とマレーシア両国の竹を編み込んだ、流れるように美しい外観は必見です。 | 日本のトップ建築家と、両国に共通する「竹」を起用することで、多文化共生の物語と、日本への深い敬意を同時に表現する「建築外交」のお手本です。 | #織る #隈研吾 #竹 |
🇲🇹 マルタ | 波に乗れ | 伝統的な石灰岩のように見える壁が、実はダイナミックなデジタルスクリーンになっている驚きのファサード。日本から贈られた修復済みの侍の鎧も展示されています。 | 「石(古代の歴史)」に見えて「デジタル(未来)」であるファサードは、国全体のブランディング戦略そのもの。「ブロックチェーン・アイランド」として、デジタル国家への変貌を遂げた姿をアピール。 | #デジタル国家 #歴史と未来 #波に乗る |
🇲🇿 モザンビーク | 広がる水平線 | 美しいインド洋の海岸を再現した癒やしの空間。波の音や潮風の香りが漂い、帆船のベンチに座ってゆったりと展示を楽しめます。 | 美しいビーチという国の強みで来場者を引きつけ、そこで視覚障害者向け歩行補助デバイスなど、国内発の先端技術を紹介。「良い意味での裏切り」で国の新しいイメージを植え付ける再ブランディング戦略です。 | #海岸線 #再ブランディング #内発的発展 |
🇲🇨 モナコ | 自然の奇跡を守る | 地中海式庭園と日本庭園を美しく融合させた、まるで散策路のようなパビリオン。中ではなんと、世界的に有名なホテルの高級ワインバーで至福の一杯を楽しめます。 | 環境保護のメッセージと、最高級のラグジュアリー体験をあえて同時に提供。これは「責任ある贅沢(レスポンシブル・ラグジュアリー)」というモナコの新しい国家ブランド戦略そのもの。 | #レスポンシブル・ラグジュアリー #環境保護 #庭園 |
🇯🇴 ヨルダン | 可能性を紡ぐ | 本物のワディ・ラム砂漠の赤い砂が床に敷き詰められた、究極の没入空間。360度シアターで満点の星空に包まれる体験は、一生の思い出になるはずです。 | 『スター・ウォーズ』のロケ地というポップカルチャーと、本物の砂という触覚体験で、古代の歴史を魅力的に演出。さらに「死海」のウェルネス効果もアピールし、国家ブランドの多様化を図っています。 | #紡ぐ #砂漠 #没入体験 |
🇱🇺 ルクセンブルク | Doki Doki – ときめくルクセンブルク | 日本の「みかんぐみ」も参加した、解体を前提としたエコな建物。ミシュラン星シェフ監修の料理も楽しめる。 | なぜ日本語の「ドキドキ」? それは難しい「循環型経済」という国の戦略を、親しみやすく伝えるための高度な作戦。建物自体がリサイクルの見本になっている。 | #Doki Doki #循環型経済 #解体設計 |
🇷🇴 ルーマニア | ルーマニア、明日の国 | 若い学生が設計した「魔法の箱」がコンセプト。ペリカンのホログラム「ハル」(日本語の「春」から命名)が案内役。生演奏や本格的なルーマニア料理も楽しめます。 | 国の未来を担う学生にデザインを託すことで、「明日の国」というテーマを具体的に証明。国の誇りである自然と豊かな伝統、そして若者の力を統合し、バランスの取れた発展の姿を見せています。 | #魔法の箱 #ペリカンのハル #若者の力 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大阪・関西万博のタイプAパビリオンについて、その見どころと背景にある物語を「早わかりガイド」としてまとめました。
- 各パビリオンは、単なる展示施設ではなく、国の文化、歴史、未来へのビジョンを伝えるための「物語」であること。
- 建築デザインや展示テーマには、開催国である日本への敬意や、国家の課題を乗り越えるための戦略など、深い意味が込められていること。
- 待ち時間にこの「裏話」を知っておくだけで、パビリオンでの体験が何倍も深くなること。
一口にパビリオンと言っても、そのアプローチは本当に様々で、知れば知るほど面白いですよね。無料の美食で歓待してくれる国、感動的な生歌を聴かせてくれる国、そして自国の歴史を乗り越えようとする強い意志を見せてくれる国…。
この記事が、あなたの万博での一日を、より豊かで思い出深いものにするための助けになれば、僕もとても嬉しいです。ぜひ、この攻略ガイドを片手に、世界の物語を巡る旅を満喫してくださいね!